力技カスタムペイント2012/11/18 21:07

力技SYSTEMのワークスマシンのカスタムペイント
施工は右側のリンクにあるドレスアウト

25年以上の付き合いのカスタムペイント屋さん
(俺的には、「てかりんちょん」だけど・・・)

このマシンに始まり

こうなって

このNSR80後方排気も

このエイプ後方排気も

力技の多数のマシンをペイントしていただきましたが
最近気付いた・・・・

ドレスアウトのブログに紹介されたことが無い・・・


つい最近自分のMP3も仕上げていただきましたが

いつも黄色以外指定したことが無く
全然カスタム的要素(燃やすとか、透かす?とか)が
無いせいか・・・・

でも、なんだかんだいいながら、俺の我侭を聞いてくれる
Y巨匠ありがたく思っています。

感謝していますので、次回町乗り用ジェットヘルメット
MP3と同色で塗って下さい(日帰り入院で)
それも格安!!タダ同然で!!!お願いします!!!!
これだけ言って置けば、大丈夫だろう!!
(ウインカーありがとうございました。ちゃんと付けました)

KX21メンテ講座九2012/11/15 21:11

最終戦の悔しさは忘れて・・・
(勝つまで町ヤンを・・・)

前回ヘッドまでくっついたはず

アッ過去にカムチェーン入れ忘れとかあったなぁ~
気をつけてね!!

カムチェーンに目印があるので
クランクにチェーンを組む時にちゃんと合せておくと
カムの取付時に楽です。(2コマだけ色違いのプレート)

カム自体・ロッカーアーム・各ピンの
磨耗を良く確認して、組付け(磨耗があったら新品交換)

ピストン上死点で、タペットクリアランス調整
上死点は圧縮時とオーバーラップ時の2回(クランク2回転で)
あるので、必ず圧縮時の状態で調整

常温時で、0.1のクリアランスに調整して
暖気運転後、再調整(数値は秘密)
シックネスゲージが必要で、使い方もちょっとした経験が必要
挟んだゲージが動かない位にスクリューを締めて
ロックナットを締めこむ(言葉に書くと難しいけど)
最後にゲージがスムーズに抜けるくらいです。(若干擦りながらかな)
きつ過ぎても、ゆる過ぎてもダメ(感覚で100分の2の誤差は出るよ)

ヘッドカバー裏に、タペット調整スクリューが
当った跡が無いか確認して、カバー取付
(コレ結構重要、必ず確認してね。特にIN側)
キズがあったら・・・・(対処してください)

次回点火系へ



AS杯最終戦には・・・・2012/11/12 23:07

結果としては、ガッカリ感は・・・・ですけど
内容は今までで考えたら、良かったんじゃないかと思う!

エースタクヤの身体的不都合を考慮し
普段ならロングランをタクヤに任せるところを
シンと町ヤンに任せ、最後のロングランを
町ヤンにさせたのは、自分の判断だし
チョット無理させすぎた感はあったので
今回の結果は自分の戦略のせいかな・・・・

町ヤン頑張ったし、速かったぜ!!
(最後の1分を除けば・・・)
あのコンディションの中、良く頑張ったって
最高に褒めてあげたかったけど・・・・
それが出来ない自分の未熟さ・・・・

だって残り30分でトップだった時は
誰よりも浮かれ過ぎていたから、落ち込み度が・・・・
ドッと疲れが出て、腰痛くて・眠くて・・・
片付けも出来なくてスマンでした。(チーム員皆さん)

チーム監督&エンジニアとして

来年は町ヤンがに勝てる位のエンジンを作る!!
(今でも十分速いと思うが・・・・)

タクヤがそのエンジンを使えば、敵はいない!!!
(夜間レイン走行を除けば・・・・でもコレはしょうがないよ、気にするな!)

シンはドンドン良くなるね!
後は経験だけ、来年はエースか?

力技メンバー&サポート様
毎度の事ながらご苦労様でした。
来年は頂点で、全員参加のシャンパンシャワーを実現しましょう!

来年の力技システムは強くなってるはず!!
ライバルさん達、待ってろよ!!!追い着き追い越してやる!!!!!!


でも今回の最終戦、コンディションもアレだけど・・・・
ドラマティック過ぎだったね。

ランキングトップのハヤコバがチェーン切れで落ちて
ブッチギリのトップだった道楽が不慮のクラッシュで落ちて
レインだったので燃費のよかった力技が、Cool Greenの
給油中に抜いて、ラスト30分の攻防

勝利を確信したアナウンスでの「残り1分」その直後
遠くの最終コーナーで、止ってる町ヤンのメットが見えた時
殺意が芽生えたのは・・・

あのミニチュア工具セット
俺のMP3に積んでいいよね?町ヤン!




最後に手伝いに来て頂いたチームショウタや
他の皆さんに挨拶も出来ずに帰ったのは、申し訳ございませんでした。

KX21メンテ講座 番外編2012/11/07 20:13

大事な話を忘れてたので、番外編

クランクケースサイドカバー
これは、ガスケットが無くて、合せ面に液体ガスケットを使用します。

この液体ガスケットの話
まず使用する液体ガスケットの種類

まず固まるタイプ(固まらないタイプの物もある)
そして再剥離が容易なタイプ(固まって取れ難いタイプの物もある)
自分はウルトラグレーとかいう商品を使っています。

たまにシリコン系で、ガチガチに張り付いていて
全然取れないタイプを使っている人が居ますが
スッゴク掃除しづらいので・・・・
綺麗に掃除できないと、組立の時に問題になります!

塗り方
透けないギリギリで、薄く塗ってください
たまにタップリ塗りすぎて、酷い状態のエンジンを見ますが
百害あって一利なしです。

ようは、使いやすい良い商品を使って
丁寧に薄く均一に塗り、適度な時間を置き
半乾燥したら、一気にピッタリと貼り付けてやる!!
KXの場合、クランクシャフトが、オイルシールに
入り辛い場合があるので、要注意
失敗すると、オイルシールのリップにキズを付けたり
スプリングが外れることがあるので注意してね!

当たり前の事ですが、ダメダメなエンジンがたまにあるので・・・・


アッ一応言って置きますけど
液体ガスケットを塗るのは、カバー側だけで
ケース側は、良く清掃してくださいね。(ネジ穴内のカスも)

・・・メンテ講座8.52012/11/06 23:20

ヨーシ勢いで、メンテ講座更新だ!

シリンダーにヘッドをドッキング編
ダウウェルピンンを入れて、新品GKで組付け

その時ガタがあったら要注意

締めこむ時に、微調整しながら組んでね!

4本の長いボルトをメインに対角で締めながら
短いチェーンケース脇のボルトを締めます。

順番はあえて書きませんが、考えてください(エンジンの気持ちになってね)
合計5本を2キロで締めたら、長いボルトを2.7キロで締めてね
これマニュアルと違うかもですが、力技流です。

最近はN(ニュートン)表示みたいですが、自分が使っている
トルクレンチ25年以上前のシロモノです。

しかーし最新のデジラチェと比べましたが、全然誤差ありません!!
スゲーです!25年前の安物トルクレンチ!!

誰もこの時間の連続更新に着いて来てないみたいなので
続きは次回・・・



黄色いオッサンからのお願い2012/11/06 22:09

最近・・・あんまりネタがなくて、メンテ講座書いていましたが
アクセス数の割りにコメントが無い・・・・

メンテ講座・・・結構見てるでしょう・・・・みなさん

コッソリはダメですよ!みんなで情報共有しましょうよ!

てかっ!こんな事を書きたかったわけではないです・・・
今日もいつも通り・・・・酔っています・・・こんな時間ですのでね

他のネタが今年、ネガティブキャンペーンみたいに
なっていたので、チョット年末まで張り切っていこうかと!!

でもって、いいたい事は沢山・・・・

スポーツカートで言えば
エンジョイは、みんなキッチリエンジョイクラスを楽しもうぜ!!
インチキなどしないで、ドライバーや戦力で戦う!!

チャレンジは、燃費重視ではなく、やったもん勝ちで
ドライバーレベルとかじゃなく、エンジン勝負ができたらなぁ~

それが、オッサンがレース頑張れる要因だと思うけどなぁ~
オーガナイザーさん・・・チョットは考えてね!!

過去にも書いたと思うけど
ドライバーが頑張るのか、エンジンが頑張るのか
どっちもアリなのが、スポーツカートチャレンジクラスだよ!!

スポーツカートが、もっと発展するように!
皆さんのご意見お待ちしています。




AS杯最終戦2012/11/06 21:20

今月11日大井松田で行なわれる最終戦

本当は、合宿練習を行なう予定でしたが
エンジンチェックをしたら・・・・

オイル交換を行なったら、何か破片が出て来た???
速攻でエンジンをバラシて確認したら、カムのギア破損・・・

クランク大端部磨耗・・・・

コリャ大問題だ!!

先日のモテギ北ショートのレースで
クラッチに石が咬んで(コースアウトの際)
クランクが逆回転したのが原因か???

良く理由は分らないが、気が付かなければ
即エンジン全損になりかねない、状態でした。

忙しいので、まだ修理していません・・・
明日か明後日には仕上げて、前日10日にナラシ!!

最終戦フルパワーで挑みます!!
(燃費は・・・・無視!!!)



KX21メンテ講座82012/11/04 18:42

え~3日間酔っ払ってたわけではないです・・・

今回はヘッド編
まず大前提として、ストックのエンジョイエンジン
無加工が基本ですが、このヘッド・・・よく歪みます。
修正面研をしたくなる所ですが、自分はNGだと思っています。

何ミリまでOKとか、燃焼室容量がいくつまでとか
曖昧なレギュレーションは、後車検を難しくします!

燃焼室容量はカーボンの蓄積によって変わるし
スキッシュの厚みもカーボンによって影響を受けます。
カーボンを除去してから、車検・・・・無理ですよね!
時間が掛かるのと、カーボン除去するのに
ジッと車検員が監視していられますか?
そんなレギュや車検ありえません!!

基本無加工が一番、加工痕跡があれば失格でOK
ヘッド自体安い物ではないですが、歪み過ぎて使えなくなれば
交換してください。

現実、そこまで酷いヘッドを認識していません
ちゃんとした整備と組立をしていれば、使えなくなるほど酷い
ヘッドをエンジョイクラスで見たことが無い・・・
(ちゃんと組んでいればね!)


やって良いヘッドの加工といえば
バルブ擦り合せとシートカット

しかし、やればやるほど、バルブが追い込まれて
スプリングセット加重が落ちます・・・・(やりすぎは逆効果)


話がそれたので・・・・

さてヘッド組立開始です!

まずは新品バルブを仮組して、当り面確認
最低限ちゃんとあたっていることが前提で
当り巾が1ミリ以上あれば、シートカットを検討(1ミリなら目を瞑る場合も)
シートカット自体は熟練を要するので、安易にやっても・・・・
単純に当り面の巾だけではないので(しつこいですがやりすぎはダメ)
擦り合せも同じですのですよ。(擦り合せは、軽くね!)


ヘッド燃焼室のカーボンは宝です!!
面研等による、圧縮比アップが出来ないので
綺麗についている、燃焼室のカーボンはそのまま!!
バサバサしている感じの場合は、除去も必要です。

スキッシュ部分は、ピストンに触る可能性があるので
丁寧に除去、ピストン再利用の場合のピストントップの
カーボンも丁寧に除去

カーボン除去の作業では、燃焼室やポート、ピストントップ等
アルミ部分まで、削り取らないよう注意してください。
特に、サンドペーパー等を使うと、一緒に削れてしまう場合が
ありますが、チョット間違えれば、加工とみなされ、車検落ちになります。

すべてのパーツを良く洗浄し、組み付けです。
ステムシールとバルブステムに少量のオイルを塗布して
丁寧にバルブを組んでください。(コッター等にもオイルを)

モチロンのことですが、スプリング、スプリングシートワッシャー
コッター、リテーナーはノーマルを使用して、手で組みます。
バルブスプリングコンプレッサーなど必要ありません・・・
スプリングがやわ過ぎるので・・・・

ヘッド単体の組付けはここまで

次回シリンダーとドッキング!



KX21メンテ講座72012/10/31 22:43

さぁ気を取り直して、7話目
シリンダーにピストン投入

シリンダー面に薄くオイルを塗って、ピストン投入
イッパイオイルを塗っても良いですが、後で拭取りだからね・・・

ピストンリングコンプレッサーとかいう商品がありますが

必要ありません!

手で丁寧に入れましょう!!

単気筒なので、手と細いマイナスドライバーで
チョイチョイやれば入ります。

基本、オリルリング合口は下
セカンドリング左上
トップリング右上
角度はそれぞれ、120度
オイルリングが分割式の場合は、下で約20ミリズラシ
(ここまで書いていいのかな?)

コレが力技システムKX21の標準です。
(ピストンの状態を見て、若干の変更もあるけどね)

ピストン挿入後、コンロッド締め付けですが
必ずやって欲しい作業!!

確実にコンロッドを組付け、スラスト方向のクリアランスを
確認しながら、トルクレンチで、1kgから0.2づつ毎回
スラスト方向のクリアランスを確認しながら、最低2回転
クランクを回しながら、締め付けていく!!

数回に分けて締め付けるだけじゃ無く
確実に回転ロスが無い状態を確認しながら締め付ける!!
コレ大事だからね!!!

コンロッドが組付け終わったら、手でシリンダーのナラシ
コレも大事!!!

クランクシャフトを正規の位置で(スラスト方向)
手で納得いくまで、回し続ける!!

シリンダーとピストンリングの気持ちになって
回してみると、このエンジンの基本が分るよ!!!

かなりキツイ感触・・・・
でも大丈夫、所詮汎用機なので、そんなもんです・・・

この辺は経験が必要で、バイクのエンジンではありえない
状態なのですが、このエンジンではこんなもん的な・・・・


今更ですが、このエンジン汎用機ベースです。
組付けクリアランスや設定数値・セッティング方法など
バイクやクルマのエンジンと同じと思っちゃいけません!!

特にキャブセッティングは全然違いますからね!!
何か間違っちゃってる人いっぱいいるみたいでけど・・・・・・

かなり重要なシリンダー編でした。
次回もっと微妙なヘッド編


KX21メンテ講座62012/10/30 21:07

昨日の続き

ピストンとピストンピン仮組
新品だと必ずきつい・・・
ピンボスのバリを丁寧に取って
オイルを付けて仮組して、手でナラシ(グルグル回す)
あまりにもきつい場合は、最初中古のピンでやってください。

コレと同じように、コンロッドにピストンピンだけ刺して(オイル塗布も)
手でクルクルナラシ!!

綺麗に洗浄して、オイルをタップリ塗って組立
Cクリップが硬いので、注意して組んでください。

ピストンリングは減り具合を確認して
交換すべきかどうかを判断します。

ボーリングを行なった場合、ピストン&リングはモチロン新品ですが
シリンダーを触らない場合は、重要な判断!!

トップリングは比較的に交換頻度が高いですが
セカンドリングは、シリンダーとの当り面を見て・・・
こんな感じだと交換とか、コレだとまだまだいけるとか
言葉では書きづらいので、秘密!(ピストンにもヒントがあるかも)

オイルリングは、結構再利用します。
ノーマルの一体型と、認定品の分割品では、判断基準が少し違う。

組付けは、タップリオイルを付けて!!!

次回シリンダーに投入・・・やさしくね!!


みんなこんな事は分ってるよ・・・なのかな・・・・
あんまし反応ないな・・・・・・・・

引っ張り過ぎかこのネタ・・・20話くらいまで
連載予定でしたが、つまんない???